関連KWを記事内に取り込むことは、SEO対策として極めて重要な要素です。
抜けなく手順を理解し、進めていきましょう。
事前準備
まずは関連KWを記入するスプレッドシートを準備しておく必要があります。
関連KWのスプレッドシートをお渡しされているかと思いますので、そちらのスプレッドシートを開き、左下にある+をクリックして新しいシートを追加します。
新しいシートが追加されるとシート名が空欄となりますので、シート名をダブルクリックして、その記事のメインKWを入力します。
ここでKWを入力しておかないと、後で見返したときに、どのシートがどのKWの関連KWか分からなくなります。
これで事前準備は完了です。これから紹介する手順で関連KWを取得し、取得した関連KWを新しく作ったシートに追加していきましょう。
関連KWの取得手順
関連KWは以下の3つの要素から成り立っており、それぞれを取得する必要があります。
- オートコンプリート
- LSI
- 共起語
それぞれの意味と取得手順を解説します。
オートコンプリート
オートコンプリートとは、Googleの検索窓に何かしらのKWを入力した際に表示される検索候補KWのことです。
例えばGoogleの検索窓で「太陽光発電 メリット」と入力すると、以下のようにオートコンプリートが表示されます。
オートコンプリートは、入力KWの検索意図を更に明確化するための機能です。
ユーザーがより適切に目的のページに辿り着くためのKWを提案してくれます。
表示されたKWをそれぞれスプレッドシートに追加していきましょう。
なお、スプレッドシートに追加するKWは、検索KW(メインKW)を除いたKWだけを追加すればOKです。
- 太陽光発電 メリットデメリット
⇒「デメリット」を追加 - 太陽光発電 メリット わかり やすく
⇒「わかりやすく」を追加 - 太陽光発電 メリット 環境
⇒「環境」を追加
オートコンプリートのKWは、これで終わりではありません。
メインKWを入力した後に、半角スペースを入力してみてください。
以下のように、表示れるオートコンプリートが変わります。
ここで新たに表示されたオートコンプリートも、先程と同じようにスプレッドシートに追加します。
LSI
LSIとは、Googleで何かしらのKWを検索した際に、検索結果の一番下に表示されるKWのことです。
「虫眼鏡KW」と呼ばれることもあります。
このLSIは、検索したKWの次に検索されることが多いKWです(=再検索KW)。
イメージとしては、Amazonなどで表示される「この商品を購入した人がチェックしたほかの商品」のような感じです。
このLSIも検索KWを除いてスプレッドシートに入力していきます。
なお、オートコンプリートは半角スペースを入力することで結果が変わりましたが、LSIは半角スペースを入力しても結果は変わりませんので、半角スペースを付け足して検索しなおす必要はありません。
共起語
共起語とは、検索KWの上位20サイトで登場回数が多い単語になります。
共起語の取得には、ラッコキーワードという無料ツールを使います。
登録しなくても利用できるツールですが、非会員だと1日の検索回数が少ないため、必要に応じて無料会員への登録をお願いします。
検索窓にメインKWを入力し、検索を開始します。
サジェストKW(入力したKWの複合KW)が表示されますが、そちらは無視して共起語(上位20サイト)をクリックします。
もちろんここで表示されるサジェストも取り込めるなら取り込んでいただいたほうが良いですが、そこまですると大変かと思うので、なしでも大丈夫です。
ただ、サジェストを見ることで記事構成の作成に生かせる部分も大いにありますので、参考にされても良いかと思います。
共起語の結果が表示されたら共起回数ページ全体をクリックして、降順(登場回数が多いワード順)に並び替えを行います。
降順に並び替える理由は、登場回数が多い単語は上位サイトのページで頻繁に利用されている重要なKWだと判断できるためです。
後は画面右上の共起語コピーをクリックして、コピーした共起語をスプレッドシートにペーストして完了です。
ここまでの手順で、関連KWの取得が完了しました。
この手順で作成された関連KWは、上から重要度が高い順に並んでいます。上にあるKWほど重要度が高く、下にあるKWほど重要度が低いものとなっています。