エビデンスリンクの記載

エビデンスリンクの記載

SEOライティングでは、情報の信頼性がとても大切なSEO対策の1つになります。

ソース元の記載をおろそかにしているサイトが多く、ライターさんもその必要性を感じている方が少ないため、このページでエビデンスリンク(ソース元の外部リンク)の必要性をお伝えします。

外部リンクとは

外部リンクとは、別ドメインへのリンクのことです。

分かりやすい言葉で言うと、別サイトへのリンクだと考えてください。

例えばこちらのテキストをクリックするとYahooが開いたかと思いますが、こういったリンクが外部リンクです。

エビデンスリンク(ソース元の外部リンク)の必要性

ページ内に記載している情報の証拠となるソースを提示することを、Googleは高く評価しています。

下記の例を見ていただければ、どちらが信頼性のある内容か一目瞭然でしょう。

日本の電気事業者の発電電力量は、78.9%が火力です。
→ 文章としては何ら問題ないですが、果たしてどこからこの結果を得たのか分からず、情報の信頼性が低い。
経済産業省資源エネルギー庁の資料によると、日本の電気事業者の発電電力量は78.9%が火力です。
→ 情報のソース元が記載されており、情報に信頼性がある。

このようにソース元の記載があると、ページに記載されている情報の信頼性が高まり、Googleから当該ページが高く評価されます(=SEOで上がりやすい)。

ここまで読んだ方の中には、「本当にソース元の記載がSEO対策につながるの?」と感じている方もいるかもしれません。ここまで読んで、その考えに至ったなら好都合です。

実はGoogleが公式に「WEBページの上位表示には信頼性が重要である」というジェネラルガイドラインを発表を発表しています。

また、そのWEBページの信頼性を高めるには、「ソース元の記載が重要であると」スタンフォードの技術研究所が「Webの信頼性に関するスタンフォードガイドライン」により発表しています。

いかがでしょうか?

このように、信頼性あるデータを提示すれば、「エビデンスリンクはSEOに効果的なんだ!」と納得がいくでしょう。

実際に外部リンク先のページを見るかどうかではなく、ソースと根拠があるかどうかが、SEOにとってもユーザーにとっても重要なのです。

外部リンク先の選び方

外部リンク先は、どこでも良いというわけではありません。全く根拠のないリンク先であればSEO効果は得られませんし、ユーザーの信頼も得られません。

適切なリンク先

政府機関や行政、大企業などのデータなら、信頼性があるデータだと言えます。

不適切なリンク先

憶測による記載や、個人ブログなど知名度のないメディアのデータは、信頼性が欠けるため、外部リンク先として適していません。

また、いくらデータに信頼性があったとしても、そのサイトが競合サイトだった場合、外部リンクを送ることで競合を強化することになるので、そういったサイトにもリンクは送るべきではありません。

外部リンクの使用例

いくつかの外部リンクの使用例をお見せします。

使用例1

同じオール電化でも、一戸建てと集合住宅では電気料金に違いあります。

住宅の種類 電気料金の平均(1ヶ月)
一戸建て 13,697円
集合住宅 12,893円

参照:関西電力

使用例2

これからご紹介する世帯の人数別のオール電化の電気代の平均額は、関西電力のホームページを参照にしています。お住まいのエリアや生活のスタイルなどによって使用電気量は変わるため、目安としてご覧ください。

世帯数 オール電化の電気代の平均額 1人あたりの電気代
1人暮らし 11,415円 11,415円
2人暮らし 14,303円 7,152円
3人家族 15,873円 5,291円
4人家族 17,738円 4,435円

使用例3

経済産業省資源エネルギー庁によると、夏季・冬季で最も消費電力量が多い家電はエアコンです。

使用例4

経済産業省資源エネルギー庁によると、画面の明るさを最大から中間に変えるだけで年間約840円の電気代の節約につながります。

使用例5

そもそも夜間の電気料金が安く設定されているのは、電気使用量が減るためです。電気事業連合会の調査で、翌午前0時から翌午前6時までの時間帯が最も電気使用量が少ないことが分かっています。

エビデンスリンクを上手に利用しよう

エビデンスリンクの挿入は、必須レギュレーションではありません。

ただし、参考にしたページにソース元が記載されていたり、ソース元を簡単に調べられる場合には、積極的にエビデンスリンク挿入をいただければ嬉しいです。

上位表示はこういった小さなSEO対策の積み重ねによって獲得できますので、何卒よろしくお願いします。

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